電車内喫煙犯人の渋谷ショップ店員は誰?被害路線は特定された?


2024年3月28日
電車内で電子式(加熱式?)たばこを喫煙する女性の様子を捉えた動画が拡散され物議を醸しています。
渋谷にあるショップ店員と目される女性が誰で犯人が特定されたのか?また被害路線について調べてみました。

電車内喫煙【渋谷ショップ店員の女性】犯人は誰?

問題となった動画がこちら。


20~40台前後と思しき女性が加熱式タバコを咥え、煙を吐き出している様子が写り込んでいます。

「良い子はマネしないで下さいってテロップいれとけば」と一言があるだけに、ご本人にも社会倫理規範に違反する行いという自覚もあったのでしょう。余計にモヤモヤした気持ちにさせられますね。。

ネット上では、犯人として渋谷のアパレル系店員を訝しむ声も上がっていますが、当サイトでは言及しません。

迷惑行為や犯罪行為の犯人とはいえ、氏名や住所は個人情報に該当します。慎重な取り扱いが必要ですね。

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電車内喫煙【渋谷ショップ店員の女性】による被害路線は特定された?

3月28日現在では、被害に遭った路線や駅は特定されていませんが…
ネット上では被害路線は中央線快速沿線では?というのが専らの噂です。

その理由が女性の背後に写り込んだ電車の模様。
シルバーにオレンジ色のラインが塗装されています。

そして、首都圏を走る列車で、この特徴に合致するのが中央線快速。
(いくつか種類がありますがE233系では)という噂も見受けられました。

現在のところ鉄道会社から発表はなされていないため、今後の推移が気になります。

電車内喫煙の犯人の女性は何罪になるの?

今年になってからも山岡家の蓋ペロペロ事件や、ドミノピザの鼻ほじり事件などが世間を騒がせた迷惑行為。
最近では神戸大学のバドミントンサークル部員による、旅館での狼藉が物議を醸しました。
神戸大学【バドミントンサークル】特定された?犯人や被害旅館は見つかった?
ドミノピザ 鼻ほじり事件の犯人は誰?
ガストで塩一気飲みした犯人は特定された?

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こうした事件で毎回論点になるのが、犯人が何罪になるのか?という疑問。
迷惑行為の中でも物理的に物を損壊した訳ではない今回の事例。
(とはいえ、たばこの煙が座席に付着し、旅客運輸用の車両としての効用が喪失された等の個別の事情が発生すれば、器物損壊罪が成立する余地はあります。)
電車内での喫煙を取り締まる法律はいくつかあり、古いものは明治時代までさかのぼります。

その明治時代の法律というのが鉄道営業法

≪鉄道営業法≫
第三十四条 
制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ十円以下ノ科料ニ処ス
一 停車場其ノ他鉄道地内吸煙禁止ノ場所及吸煙禁止ノ車内ニ於テ吸煙シタルトキ

ほかにも、健康増進法が挙げられます。

≪健康増進法≫
第二十七条
何人も、特定施設及び旅客運送事業自動車等(以下この章において「特定施設等」という。)の第二十九条第一項に規定する喫煙禁止場所以外の場所において喫煙をする際、望まない受動喫煙を生じさせることがないよう周囲の状況に配慮しなければならない。

第第二十九条 何人も、正当な理由がなくて、特定施設等においては、次の各号に掲げる特定施設等の区分に応じ、当該特定施設等の当該各号に定める場所(以下この節において「喫煙禁止場所」という。)で喫煙をしてはならない。
五 旅客運送事業鉄道等車両及び旅客運送事業船舶 第三十三条第三項第一号に規定する喫煙専用室以外の内部の場所

第27条が事業者向けに受動喫煙の防止を呼び掛ける条文、第29条1項5号が鉄道利用者に対して喫煙を禁止する立て付けとなっています。

旅客運送事業自動車等とされていますが、これはバスやタクシーなどに限定されていません。旅客運送事業航空機、旅客運送事業鉄道等車両及び旅客運送事業船舶も規制の対象とされています(同法28条8号)。また、従来型のタバコはもちろんのこと、加熱式タバコも規制の対象に掲げられているのもポイントです(第28条2号)。

今回のように、電車内で喫煙した場合の罰則としては過料30万円が定められていますが…

≪健康増進法≫
第七十七条 次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の過料に処する。
一 第二十九条第二項の規定に基づく命令に違反した者

過料の前提として、都道府県知事の「指導」が要件とされています。


特に厚生労働省のガイドラインによれば、今回のような電車内での喫煙の場合に過料が発生するのは、
①管理権限者による喫煙中止等の要請
②都道府県知事の指導
③都道府県知事の罰則
これら3つが行われても改善が見受けられない場合に限られます。

実際に罰則が適用されるためのハードルは高いといえるでしょう。

これまでも類似事例が少ないだけに、今後の推移が気になる事件でした。

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