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毎年6月,7月になると大輪のハスで見る人の目を楽しませてくれる千葉県千葉市中央公園の大賀ハス。
湖面に咲き乱れる400輪近くの蓮の花は思わずため息がもれてしまうほど壮観です。
とはいえ、暑さの厳しい初夏に屋外で過ごすのは、お年寄りや小さいお子さんの身体には堪えるもの。
また、駐車場が少ないのもネック。
そんな千葉公園の大賀ハスを涼しく観覧できる裏技や、周辺の無料駐車場を紹介します。
2023年7月 千葉公園大賀ハスの開花状況
7月初旬。私が見に行った日は、まだまだ沢山の蓮が咲いていました。
千葉市観光協会の公式サイト(こちら)によると、この日は299輪が開花したそうです。
木道沿いに湖面を埋め尽くす蓮の花は圧巻のひとこと。
開花したばかりの蓮の花は、濃いピンク色。
日が経つにつれて徐々に薄いピンク色に変わり、グラデーションカラーを楽しませてくれます。
両方楽しみたい方は、咲き始めの6月下旬ではなく7月上旬に見に来ると良いかもしれません。
ちなみに、近くの警備員さんにお聞きしたところ、蓮の花は朝の7時くらいに開き、昼頃にはしぼんでしまうそうです。
こちらも、両方見たい方は午前10時くらいがおすすめです。
体力に自信のない方は『蓮華亭』からの鑑賞がおすすめ
千葉公園のなかでも、ひときわ目を引くのが『蓮華亭』。
湖につきだす形で建てられた、ログハウス風の茶屋です。
入り口では、シンボルキャラクターの「ちはなちゃん」がお出迎え。
近くで見ると、そのサイズ感に驚かされます笑
入館は無料。館内は冷房も効いているので歩き疲れたときの休憩にも便利です。
天窓が設けられた館内は明るく、天井からはこれまでに撮影された大賀ハスのペナントが飾られている他、大賀ハスの歴史を解説するパネルが展示されています。
また、窓に沿ってパイプ椅子が並べられているので座って大賀ハスを楽しむことが出来ます。
窓も大きく作られているので、(湖からは少し離れてしまいますが)ガラス越しに見える大賀ハスも迫力満点。
体力に自信のない方や、お身体の不自由な方におすすめです。
ちなみに湖に設置された木道を歩けるのは、7月の第1週まで。どうしても間近で大賀ハスを堪能したいという方は、早めの来園をおすすめします。
千葉公園の大賀ハス鑑賞におすすめの無料駐車場は?
ピーク時には他府県からの来場者でも賑わう、千葉公園。
ですが、駐車施設に恵まれていないのがネックです。
千葉市の公式サイトで案内の出ている駐車場は収容台数が50台。
お世辞にも多いとは言えないため、争奪戦は避けられません。
また、実際に行ってみると、市が案内している『公園駐車場』は、2023年は実質的には機能していないことが分かりました。
東京方面から来園される方の場合、東関東自動車道を穴川インターで降り、後は国道126号線を利用される方が多いのではないでしょうか。
巷で出版されている多くの地図では『千葉競輪場入口』交差点を右折すれば『公園駐車場』まで真っ直ぐ行けることになっていますが…
実際には写真のとおり、道路は完全に塞がっています(縁石も設置されているので恒久的に閉塞されるのでしょう)。
そのため、実際には駐車場へのアクセスがかなり難しくなっています。
公式サイトも最終更新日が2022年5月9日となっているので、それ以降に開始された公園広場の整備工事等の情報が反映されていないようです。
(また、工事現場近くの警備員さん尋ねてみたところ、工期も”7月末までかかりそう”というお返事でした。案内板には7/10までとありますが、かなり流動的な状況のようです。)
代わりに使えるのが、市営第二駐車場。
先ほどの丁字路を右折して100mほど直進すると左手に見えてきます。
8時から21時半まで無料で利用できます。
私が来園したのが平日ということもあってか、非常に空いていました。
目算ですが、170台程度は停められそうなので休日でも駐車待ちを気にせず利用できそうです。
市営第二駐車場から千葉公園 大賀ハス池までの道順
また、公園広場の整備工事の影響で、駐車場から大賀ハス池までのアクセスも少し難しくなっています。
通常であれば赤矢印の順路で公園内にアクセスできますが、該当する道路は通行止め。
青矢印のとおり、プールの周りを迂回する形で入園することになります。
市営駐車場に駐車したら、そのまま総合体育館に入場しましょう。
駐車場からアクセスできるのは建物の2階(南側)ですので、1階に降りて体育館の北側にから出ます。
北側から出たら、体育館の前の道路を左折。
道なりに進んで、一つ目のY字路を左折します。
左手にプールを見ながら進んでいきます。
(蛇足ながら、プールの近くでは大きなプランターで大賀ハスを生育している様子も観察できます。)
そのまま直進していくと左手に『千葉公園体育館』が見えてくるので、このT字路を左折します。
(手前の桜の気が視界を遮っているのでかなり見つけるのが難しいため要注意!)
これで園内には入れたので、後は道なりに進んでいくだけ。
しばらく歩けば蓮華亭と大賀ハス池が見えてきます。
大賀ハス池近くの係員さんにお聞きしたところ、例年7月末(年によっては8月前半)までは蓮の花を楽しむことが出来るそうです。
2023年は園内の改修工事などイレギュラー要素もあり、道に迷いやすいのが難点。
ですが駐車場も整備され、他府県の方も車でアクセスしやすくなりました。
1年の間でも大賀ハスが鑑賞できる期間はごく僅か。
この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。