市原サービスエリア(上り)のパン屋さん『石窯工房はらくち製パン』とフードコート|人気のお土産は?

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 当ページでは千葉県内に存在するベーカリーのメニュー、サービスについて筆者個人の感想を掲載しています。飲食に際して発生する費用は、その全額を筆者個人が負担しており、当記事の掲載・掲載内容の選定等にあたっては対象店舗その他の第三者から一切の利益供与を受けておりません。


南房総から都心に出る際に必ず使うのが館山自動車道。
この記事では、館山自動車道(上り)の市原サービスエリアにあるパン屋さん『石窯工房はらくち製パン所』や、フードコートのメニュー、人気のお土産について紹介します。

こんな方におすすめのお店
  • ペットと一緒に食事を楽しみたい方。
  • パン以外にも千葉県ならではのお土産を探しているという方
こんな人には向いていないかも…
  • 早朝から高速道路を使うことが多いため、朝早くから営業している飲食店を探している方
  • SAの食事にあまりお金を掛けたくない方

市原SA(上り線)のパン屋さん|石窯工房はらくち製パン所ってどんなところ?

館山自動車道の市原SAは上下線にパン屋さんがあります。
石窯工房はらくち製パン所は上り線のベーカリー。

営業時間は9:00~18:00まで。サービスエリアの飲食店でも朝早くから開いているお店ですので、里帰りなど長時間の移動のときに便利です。
ネット上では一部、『午前7時から営業』という情報も見受けられますが、7時から営業してるのは下り線SAにある『Le Cafe de Ma Maison』です。同じくパン屋さんなので間違えないように注意しましょう。


サービスエリアではパン屋さんだけではなく、『はらくちファーム』というアイスクリーム屋さんも展開。
こちらではソフトクリームや、千葉県の名産品である落花生を使ったシュークリームを販売しています。
カウンター販売も行っているので、繁忙期は混みあった店内に入らなくても購入できるのが嬉しいですね。
(営業時間が10:00~18:00なのでご注意ください。)

市原SA(上り線)のパン屋さん|石窯工房はらくち製パン所のお味は?

ネットで検索してみると、『へたつきメロンパン』が有名なはらくち製パン所。
どうやら期間限定メニューだったようで、今回訪問した際は取り扱っていませんでした。
代わりに見つけたのが『メロンパンラスク』。
名前のとおり、メロンパン丸々一つをラスクにした菓子パンです。

今回は開店とほぼ同時に入店しましたが、棚には沢山の商品が並んでいました。
(朝早くから沢山のパンを焼いてくださった職人さんに頭が下がりますね。)


店頭で見て気になった商品をいくつか買ってきました。どれもお値段に見合う美味しいパンばかりでしたが、サービスエリア価格ということもあってか、巷よりも相場は高めです。価格面で人を選ぶお店かもしれません。
 
 

まずはハムカツコッペ。お値段は450円(消費税込み)でカロリーは460kcal。
中身は半熟卵と厚切りハムのフライ。付け合わせの野菜は、千切りキャベツとパセリです。
サックリとしたハムカツに、とろ~りと絡む半熟卵が絶妙。

ソースの程よい塩加減と酸味もたまりません。
千切りキャベツで口の中がさっぱりするので、食べていて飽きません。
味付はソースのみ。マスタードや胡椒などスパイスは感じませんでした。
大人の方が食べるには少し物足りないかもしれませんが、小さいお子さんでも安心して食べられる味付けだと思います。
 
お次はチョコチップメロンパンラスク。価格は360円(消費税込み)でカロリーは346kcal。
”メロンパンが丸っと1コ入っています”という謳い文句のとおり、輪切りにしたメロンパンがラスクになっています。

断面を見てみると…


ただ輪切りにするだけでなく、片面に白砂糖をまぶしています。
一切れ食べると濃厚なバターの香りに続いて甘いメロンの芳香が口いっぱいに広がります。
袋詰め商品ですが、香りは焼き立てそのものでした。
またラスク特有のサクサクとした食感が美味しさを引き立てています。
元々のクッキー生地は当然のこと、中のパンまでサクサク!
メロンパンを丸ごとクッキー生地で作ったらこんな感じかな?なんて思いながら完食しました。
特に皮の部分が分厚い、端の方がとても美味しかったです。
 
 
続いてシチリア風ピザ。お値段は360円(消費税込み)。カロリーは378kcal。

お皿からはみ出すボリューム感に驚かされます。
土台のピザ生地はふんわり系。もっちりとした食感で食べごたえ抜群。
たっぷり乗ったトマトソースの酸味と旨味、そこにモッツアレラチーズのコクが合わさって、奥行きのある味わいです。
バジルソースの爽やかな香りが心地良く、食べていて飽きないふっくらもっちりピザです。
紅茶や、カモミールティーなど爽やかなフレーバーのお茶とよく合いそうな味わいでした。
 
続いて選んだのはウィンナーロール。お値段は308円(消費税込み)。カロリーは266kcal。

見た目は街中のベーカリーでよく見かけるウィンナーロールと一緒。
コッペパンに挟まれたウィンナーと、ケチャップ、マヨネーズ、彩に刻みパセリが振りかけられています。
ですが、一味違ったウィンナーの味わいに驚かされます。
燻製されたウインナーの香りが口いっぱいに広がり、独特の旨味を楽しめます。
ケチャップとマヨネーズの味は控えめ。
その分、肉本来の味を思う存分堪能でき、パセリの爽やかな香りも堪能できる贅沢一品に仕上がっています。
メニューを考えたシェフのこだわりが随所に感じられました。
パン自体にもほのかな甘みがあり、ウィンナーのコクが引き立っていました。
シチリア風ピザと同じく食べごたえのある一品なので、高速道路の休憩時間にささっと食事を済ませたい方におすすめの一品です。

店内でもひときわ目を引いてきたサクサクアップルパイ。こちらのお値段は308円(消費税込み)。カロリーは232kcal。

リンゴの形をしたパイ生地が見た目にも可愛らしいデザインですね。
半分にカットすると、蜜煮にしたザク切りリンゴとカスタードのフィリングが詰まっていました。
ザク切りリンゴはじっくりと火が通されていて柔らかな食感。
かすかな酸味にカスタードクリームの柔らかな甘みがよく合います。
そしてしっかりと火の通ったサクサクのパイ生地が、食感にアクセントを与えています。
爽やかな甘みを楽しめるので、ブラックコーヒーや無糖の紅茶との相性も抜群。
また、シナモンなども使われていないため香料が苦手な方にもおすすめ。
高速道路の運転にお疲れの際に、リフレッシュタイムに試していただきたい一品です。

下り線のパン屋さん『MIYABI』の看板メロンパンが北海道メロンパンなら、上り線『はらくち製パン所』の看板は、このメープルメロンパン。お値段は352円(消費税込み)。カロリーは278kcal。

普通のメロンパンよりも黄色い、色鮮やかな皮が特徴です。
メープルの名前の通り、皮の部分からは芳醇な楓の香りが漂います。
そして半分にカットすると、中のパン生地にもメープルシロップがたっぷり。
皮の部分はパリパリで、メロンパン特有のビスケット生地の食感を楽しめます。
それと同時にパンの部分も印象的、口いっぱいに芳醇な楓の香りが広がります。
”メロンパンは色々食べてきて、ちょっと変わり種が欲しい”という方に是非食べて欲しいパンです。
パンの甘みを存分に楽しむためにも、アップルパイと同じく飲み物はブラックコーヒーや無糖の紅茶がおすすめです。

さつまいもウォルナッツは秋が感じられる一品。価格は360円(消費税込み)。カロリーは248kcalです。

名前の通り、さつまいもとクルミが使われた菓子パンです。
秋のカラーパレットを思わせる鮮やかな黄金色のさつまいもペーストが、パンの中で一際輝いています。
パン生地は表面はカリッとしていて中はしっかりとした歯ごたえのツォップ生地。
フィリングは優しい甘さのサツマイモが特徴。クルミの香ばしい香りが引き立ちます。
特に裏漉しされたさつまいもペーストの食感は滑らか。季節感溢れる、贅沢で魅力的な一品です。

ベーシックなクロワッサンも気になったので購入しました。こちらのバタークロワッサンは、お値段286円(消費税込み)。カロリーは300kcal。

バターとパン生地を交互に折りたたんで焼き上げるクロワッサン。
材料が少ない分、焼き加減や生地の寝かせ具合、きめ細やかさなどベーカリーそれぞれの違いを探すのが面白いパンです。
はらくち製パンのクロワッサンはその名の通り、バターがたっぷり。
焦げ目のついた表面はカリカリ、中はしっとりとした食感が魅力的。
映画『TAXI』でフレデリック・ディーファンタル演じるエミリアンが、徹夜明けにコーヒーにクロワッサン浸して喰らいつくシーンがありますが、まさにそんな食べ方が美味しいと思います(あまりお行儀はよくありませんが)。
食感は軽めですが、バターたっぷりなので食べごたえは十分。
朝食がてら、ふらっと市原SAに立ち寄って食べたくなるような一品です。

他にも気になって購入したのがクリームパンの『シルキークリーム』。
お値段はお値段230円(消費税込み)。カロリーは351kcal。

野球のグローブを思わせる、クリームパン特有のクープが特徴の『シルキークリーム』。
一口食べると柔らかいパン生地が、口の中でほどけるように優しく広がります。
そして、この『シルキークリーム』の中でも際立っているのは、濃厚でなめらかなカスタードクリーム。

卵がふんだんに使われたカスタードクリームはバニラビーンズの風味もしっかりと感じられ、甘くて芳醇な香りが口いっぱいに広がります。
パン自体の甘さは控えめなので、クリームの味わいと食感を楽しめる一品。クリームの、とろけるような口溶けも魅力です。
スーパーの菓子パンとは一味違った、少し贅沢なスイーツを楽しみたいときにピッタリの一品です。

はらくち製パン所に立ち寄った際は、是非々々探してみてください。

市原サービスエリア(上り)のお土産やフードコートの様子


せっかくなので、市原サービスエリアのフードコートやお土産屋さんも回ってみることにしました。
市原サービスエリアの正式名称は『TABETABI MARKET ボウソウ フードセンター』。
なかには定食屋さんやカフェが入っていて、飲食スペースは全店舗共通。
24時間オープンで持ち込みOKですから、お弁当を持ってきてここで食べることも出来ます。

また、市原サービスエリア(上り)で一番人気のお土産は『房総バウムクーヘン』。
千葉県産の地養卵を使用した、地元ならではの一品です。

他にも、落花生の形をした皮が特徴の『ぴーなっつ最中』。
『プリンniなりたいバーム』や『ふわふわチーズケーキ』など、ここでしか買えないスイーツが目白押しでした。

そして、他のサービスエリアではなかなか見かけない面白い設備がドッグラン。
上り線・下り線の両方にありますが、スペースが広いのは上り線の方。ドッグランスペースの前にはベンチシートもあるので愛犬が遊ぶ姿を見ながら食事を楽しむこともできます。
ドッグランスペースは、小型犬専用と中・大型犬用の二つに分かれています。

これに合わせて、館内では犬用のおやつや、おもちゃの販売しています。
ワンちゃんと一緒に遊ぶにも、最高のお出掛けスポットかもしれません。

都心へ足をのばす際の通過地点ということもあり、ついつい見落とされがちな市原サービスエリア(上り線)。
ですが、細かく見てみると魅力的なお店や設備がいっぱいです。
アクアラインを通って東京湾巡りをする際など、是非足を運んでみてくださいね♪

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