記事内に広告が掲載されています。
東京湾に浮かぶ人工島の海ほたる。
ただのパーキングエリアにとどまらず、地元千葉県の海の幸を使った海鮮丼やラーメンなど絶好のグルメスポットでもあります。
なかでも、ベーカリー『ぽるとがるCafe』で食べられる数々のメロンパンはお土産としても人気のスイーツ。
この記事では『ぽるとがるCafe』で販売されているメロンパン全7種類を紹介するほか、2023年に価格改定された代表メニューの富士山メロンパンの値段やカロリーについても紹介します。
海ほたるのメロンパン全7種類のカロリーや値段は?
今回は海ほたるで売られているメロンパン全7種類を食べ比べてみました。
なお、表記の値段はテイクアウトした場合の価格です(イートインの場合は消費税率が異なり、値段が6~7円上がるのでご注意ください)。
海ほたる名物『富士山メロンパン』の値段やカロリーは?
あさりまんや、ち~ば丼に並ぶ海ほたる名物の富士山メロンパン。
2023年現在の富士山メロンパンのお値段は380円(税込み)です。カロリーは412kcalです。(2018年頃は270円だったそうなので値上げしたのかもしれませんね。)
ちなみに、巷では『富士山メロンパン』と呼ばれていますが、『海ほたる 富士山メロンパン』が正式名称なのだそうです。
ビス生地の上に振りかけられた粉砂糖は、まさに富士山を彩る雪化粧。
尾根を思わせる紫色の斜面は、千葉県産のブルーベリーピューレを混ぜ込んだビス生地でした(時期によって材料が変わるそうです。過去には紫芋で作られたこともあったのだとか)。
中にはクリームチーズが詰まっています。
ベリー特有の酸味をクリームチーズが包み込んだ、優しい味わいを楽しめます。
メロンパン的な要素は見当たりませんが…名物と言われるのも納得の美味しいスイーツでした。
ギネス認定もされたメロンパンの王様『海老名メロンパン』
東名高速道路(下り線)の海老名サービスエリアで販売され、2018年には「48時間以内で最も売れた焼き立て菓子パン」としてギネス認定された海老名メロンパン。
意外にも海ほたるで買うことが出来ました。
価格は350円(税込み)。カロリーは363kcalです。
海ほたるで売られている他のメロンパンと比較すると、サイズ的にはやや大きめ。
カットすると中のパン生地も緑色です(メロンを思わせる鮮やかな黄緑というよりは、抹茶系のウグイス色です。)。
一口食べて思ったのは、”人工的なメロンの味だな”ということ。
かき氷のメロンシロップのような、少し薬品っぽさをを感じるメロン味でした。
フルーティーな生のメロンらしさを味わいたい方は、後述の北海道メロンパンやシャインマスカットメロンパンの方がおすすめかもしれません。
決して”美味しくない”という訳ではありませんが、”ビックリするほどのものでもない”というのが素直な感想です。
ほろ苦い大人な味わいが魅力『生チョコミルクメロンパン』
ぱっと見は大き目のシュークリームにも見える生チョコミルクメロンパン。
価格は310円(税込み)。カロリーは412kcalです。
半分にカットすると、チョコレートクリームが入っていますが、ボリューム的にはちょっぴり。
”たっぷり詰まっている”とはいえず、どちらかというと”申し訳程度に塗られている”くらいです。
カットして写真を撮ったときは少しガッカリしましたが…食べてみてその理由が分かりました!
チョコが練り込まれたビスケット生地はサクサク。特に生地が分厚い耳の部分は、ザクザクした食感を楽しめます。
ビスケット生地の甘みは抑えめですが、ここで先ほどのチョコレートクリームが出てきます。
チョコレートクリームはかなり濃厚。少し苦味もあり、大人な味に仕上がっています。
これが、甘さ控えめのビスケット生地に絡むとちょうどいい塩梅に。
(”これ以上チョコレートクリームが多いとクリームの主張が強すぎるんだろうな”と感じるような、絶妙な加減です。)
レシピを考えたパティシエの方に拍手を送りたくなるような、贅沢なメロンパンでした。
ビス生地もクリームも贅沢な『プレミアムメロンパン』
赤肉メロンを思わせる鮮やかなオレンジ色が特徴のメロンパン。
価格は360円(税込み)。カロリーは357kcalです。
プレミアムと呼ばれるだけあってか、手にするとずっしりとした重みを感じます。
香りも赤肉メロンを思わせる甘酸っぱい香りが印象的。
半分に切ると中もオレンジ一色。
赤肉メロンの果汁を混ぜ込んだパン生地に、メロンピューレをブレンドしたカスタードクリームがぎっしり詰まっています。
生チョコメロンパンと同じく、プレミアムメロンパンも生地の甘さは控えめ。
その分、カスタードクリームは濃厚で、赤肉メロン特有の酸味と甘酸っぱい香りを思う存分楽しめました。
名前の通り、食べごたえのある”プレミアム”なメロンパンでした。
カットすると夕張メロンが出てくる『北海道メロンパン』
北海道産の夕張メロンのクリームを使っている北海道メロンパン。
価格は290円(税込み)。カロリーは348kcalです。
夕張メロンを思わせる、淡い緑色のビスケットとオレンジ色のパン生地が目を惹きます。見た目にもこだわりが感じられますね。
カットすると夕張メロンのフルーティーな香りが立ち上ってきました。同じようにメロンピューレを混ぜ込んだ、プレミアムメロンパンとも一味違ったフレーバーです。
表面のビスケット生地は軽くサクサクとした食感。(歯で噛み砕くようなザクザク食感を求める人には少し物足りないかもしれません。)
風味は生のメロンを思わせるような瑞々しい味が印象的でした。
ちなみに、同じように夕張メロンをモチーフにしたメロンパンは、館山道(下り線)市原SAにある『ベーカリーミヤビ』の『北海道メロンパン』もあります。
両方買って食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。
→『ベーカリーミヤビ』の『北海道メロンパン』のレビューはこちら
メープルシロップの甘い香りに包まれる『メープルメロンパン』
黄色いビスケット生地が目を惹くメープルメロンパン。
価格は300円(税込み)。カロリーは328kcalです。
北海道メロンパンやプレミアムメロンパンと比べると、メロンの主張は抑えめ。
代わりに主役となっているのがメープルシロップです。
サクサクのビスケット生地は優しい甘さが特徴。中のパンからじゅわっと染み出してくるメープルシロップも堪りません。
フレンチトーストをメロンパン仕立てにしたような、味,食感ともに不思議なメロンパンでした。
瑞々しいマスカットの香りを楽しめる『シャインマスカットメロンパン』
ぶどうの王様ともいわれるシャインマスカットを使ったメロンパン。
価格は280円(税込み)。カロリーは358kcalです。
黄緑色のビスケット生地が、目にも鮮やかなメロンパンです。
半分にカットすると、中のパン生地もクリームも黄緑色。
メープルメロンパンと同じくメロンらしさはあまり感じられません。
一口食べてみると、パンの香ばしい風味と香り高いシャインマスカットの甘さが広がります。
さらに、パンの中にはマスカットピューレをブレンドしたクリームが贅沢に詰まっています。
シャインマスカットのパフェをそのままメロンパンにしたような、フレッシュな味わいのメロンパンでした。
海ほたるのメロンパンはどこで買えるの?
海ほたるで販売しているメロンパンは7種類。
すべて4階にある『ぽるとがるCafe』で購入できます。
『ぽるとがるCafe』ではメロンパン以外にもテリヤキチキンピザや明太ポテトなど、総菜パンも豊富です。
とはいえ、3段ある什器の一番下に並べられているのはすべてメロンパン。
店内の装飾にも随所にメロンパンが飾られていますから、お店的にはメロンパンを主力商品に推しているのかもしれませんね。
ちなみにイートインとテイクアウトでは消費税率が異なり、イートインの場合は各商品の値段が6、7円上がります。
同じフロアの窓際にはイスとテーブルが並べられたカフェテリアゾーンになっているので、『ぽるとがるCafe』で買ったパンをここで食べるのもオススメ。
(館内にはコンビニもあります。煎れたてのコーヒーと焼き立てパンを楽しみながら、東京湾のオーシャンビューを堪能するのも贅沢な楽しみ方かもしれません。)
- 特にメロンパンが大好きで、色々な種類のメロンパンを食べ比べしたい人。
- オーシャンビューを楽しみながらゆっくりと食事を楽しみたい方。
- ”スイーツに興味はあるけど高速道路代を払ってまでいくのはちょっと…”という方。
- ベーカリーは好きだけど、メロンパン以外の商品を沢山食べ比べたいという方
東京湾の真ん中に位置する海ほたる。
ロケーションの関係から車を持っていない方にはアクセスが難しいのが難点。
ですが千葉県からは木更津駅、神奈川県からは高速バスも運行されています。
関東で名物の海老名メロンパンの他にも、個性あるメロンパンが食べられるのも『ぽるとがるCafe』の魅力。
メロンパン好きの方は、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。